オニツカタイガーの定番スニーカー、メキシコ66。
オンラインストアを見ると、「メキシコ66」「メキシコ66SD」「メキシコ66SDPF」との商品ラインナップが並んでいます。
似たように見えるスニーカーなので、どんな違いがあるのか気になりますよね。
「メキシコ66」「メキシコ66SD」「メキシコ66SDPF」の大きな違いは、ソールの厚さです。
メキシコ66のソールが最も薄く、メキシコ66SDPFが厚くクッション性があります。
他にも、ひもの素材や重さにも違いがあります。
オニツカタイガーが好きで20足持っている靴屋店員のわたしが、「メキシコ66」「メキシコ66SD」「メキシコ66SDPF」の違いを説明します。
それぞれどんな人におすすめかも解説するので、是非参考にしてください。
それぞれの特徴を比較
わたしが持っている「メキシコ66」「メキシコ66SD」「メキシコ66SDPF」の3種類を比較してみます。
メキシコ66 | メキシコ66SD | メキシコ66SDPF | |
---|---|---|---|
画像 | |||
値段 | 13,200円 | 16,500円 | 17,600円 |
素材 | 天然皮革 | 合成繊維 | 天然皮革 |
ひも | ベロア素材で太い | 細い | 太くて先端に金具あり |
重さ | 215グラム (23.5cm/左) |
223グラム (23.5cm/左) |
367グラム (24.0cm/左) |
ソールの厚さ | 約1.5cm | 約2cm | 約4cm |
おすすめの人 | 定番モデルが好きな人 | クッション性が欲しい人 | 厚底が好きな人 |
それぞれの特徴を次の章で詳しく解説していきます。
メキシコ66徹底分析
まず、メキシコ66について徹底分析します。
オニツカタイガーの定番モデル
メキシコ66は、1966年のメキシコオリンピックのときに陸上スパイクとして誕生したスニーカー。
商品名の66は「1966年」からきたと言われています。
かかとのベロが特徴で、オニツカタイガーの定番モデルとして長年愛されているモデルです。
映画キルビルで主人公が履いていたスニーカーがメキシコ66で、海外からも人気が高いのが特徴です。
サイズ感は小さめ
メキシコ66のサイズ感は小さめです。
実寸:右23.3cm/左23.1cm
足幅:細め
パンプスサイズ:M
スニーカーサイズ:23.5cm~24.0cm
メキシコ66は23.5cmを選びました。
レザー素材なので馴染むのと、フィット感が欲しかったのでぴったりのサイズでちょうどいいです。
【残念ポイント】ソールは1.5cmで薄い
メキシコ66のソールは薄め。
かかとの部分でソールの厚さは約1.5cmでした。
中敷きにオーソライトを使用しているので履き心地は快適ですが、薄い感じはします。
しかしペラペラではなく、中身がある薄さなのでわたしは好きです。
重さは215グラムで軽い
メキシコ66の重さを量ってみました。
【メキシコ66 23.5cm/左】
紙を乗せてから0表示にして計測したところ、215グラムでした。
履いていても軽いと感じます。
こんな人におすすめ
メキシコ66はこんな人におすすめです。
レトロなスニーカーが欲しい人
ソールの薄さが気にならない人
メキシコ66SD徹底分析
次に、メキシコ66SDについて徹底分析します。
定番をアップデートしたモデル
メキシコ66SDは、メキシコ66をアップデートしたモデル。
ソールが少し厚くなり、ひもも細めで高級感があります。
わたしが持っているデニム素材のものは限定だったようで今は販売されていません。
今のラインナップはメキシコ66と同じ配色や少し落ち着いた色味の配色が多いです。
大人っぽく落ち着いた印象のモデルですね。
サイズ感は小さめ
メキシコ66SDのサイズ感は小さめです。
実寸:右23.3cm/左23.1cm
足幅:細め
パンプスサイズ:M
スニーカーサイズ:23.5cm~24.0cm
メキシコ66SDは、23.5cmを選びました。
デニム素材でやや硬めなのですが、23.5cmでちょうどいいです。
24.0cmも試着しましたが、大きくて靴の中で足が動く感じがしたのでやめました。
素材によって感覚は変わるような気もします。
ソールはやや厚みがあってクッション性あり
メキシコ66SDのソールは約2cm。
メキシコ66に比べるとやや厚みがありクッション性を感じます。
しかし、薄いという感じもするのが正直なところ。
重さは223グラム、クッション性があって軽い
メキシコ66SDの重さを量ってみました。
【メキシコ66SD 23.5cm/左】
紙を乗せてから0表示にして計測したところ、223グラムでした。
厚くなったソールの分なのでしょうか、メキシコ66より8グラム重いですね。
【残念ポイント】ひもの締め付けが弱い
メキシコ66SDは、細いひもが採用されています。
履くときにぎゅっとしばったはずのひもがほどけていることが多いです。
ホールド感も弱く、締めることが難しいと感じます。
大きめのサイズを選んで、ひもできつめに縛るということはメキシコ66SDには向いていないでしょう。
こんな人におすすめ
メキシコ66SDは、こんな人におすすめです。
定番モデルが好きでクッション性が欲しい人
カジュアルすぎない形が好きな人
メキシコ66SDPF徹底分析
次に、メキシコ66SDPFについて徹底分析します。
定番を現代的な厚底ソールにしたモデル
メキシコ66SDPFは、メキシコ66のデザインと機能性を現代的にアップデートしたモデル。
近年の厚底ブームを意識したようなシルエットも特徴的です。
サイズ感は小さめ
メキシコ66SDPFのサイズ感は小さめです。
実寸:右23.3cm/左23.1cm
足幅:細め
パンプスサイズ:M
スニーカーサイズ:23.5cm~24.0cm
わたしは24.0cmを選びました。
レザー素材なのですがしっかりしている印象で、23.5cmはきつく感じました。
24.0cmでつま先が少し余りますが、歩きやすいです。
ソールは厚くてふかふか
メキシコ66SDPFのソールは約4cm。全体的に厚め。
ゲルを混ぜたフューズゲルという素材が使われているので、クッション性に優れていて、ふかふかしています。
足の裏全体をソールが優しく支えてくれるような履き心地です。
【残念ポイント】重さは367グラムでやや重い
メキシコ66SDPFの重さを量ってみました。
【メキシコ66SDPF 24.0cm/左】
紙を乗せてから0表示をして計測したところ、367グラムでした。
3種類の中で一番重いです。
持つと重量感がありますが、履くとそこまで重い感じはしません。
重さで疲れるということもありません。
しかし、メキシコ66やメキシコ66SDと比べると重い感じは否めません。
こんな人におすすめ
メキシコ66SDPFは、こんな人におすすめです。
今っぽいスニーカーが欲しい人
ふかふかのクッションが好きな人
まとめ
「メキシコ66」「メキシコ66SD」「メキシコ66SDPF」の違いについてまとめます。
・オニツカタイガーの定番モデル
・ソールは一番薄く、重さも一番軽い
・軽いスニーカーが欲しい人におすすめ
・定番モデルをアップデートしたモデル
・ソールはやや薄いがクッション性がある
・軽くてクッション性があるスニーカーが欲しい人におすすめ
・定番モデルを現代的にアップデートしたモデル
・ソールは厚くてふかふかだが、やや重い
・今っぽいスニーカーが欲しい人におすすめ
見た目が似ている3種類のスニーカーですが、違いがありますね。
ご自分の好みに合うオニツカタイガーの人気スニーカーを、是非履いてみてください。
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わたしも利用してみましたが、返送用の袋や伝票も用意されているのでとても便利でした。
しかし注意することもいくつかあったので、注文手順などとあわせてこちらの記事で詳しく紹介します。
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