初心者におすすめ！靴屋店員が選ぶレディースランニングシューズ10選

ここ数年で働き方が大きく変わり、在宅ワークをする方が増えました。
運動不足解消や健康のために、ランニングや運動を始めようと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな時、大きな悩みになるのがランニングシューズの選び方ですよね。

と考える方もいるのではないでしょうか。

ランニングを始める時、最初に用意するべきアイテムがランニングシューズです。
ランニングシューズは足を守り、走りをサポートしてくれる最も重要な装備品と言えます。

ランニング初心者の方には、ソールのクッション性が高く、反発性があるランニングシューズがおすすめです。
正しいシューズを選ぶことで痛みや怪我のリスクを減らし、より楽しいランニングを実現することができます。

この記事では靴屋店員のわたしが、ランニング初心者の方におすすめのランニングシューズについて紹介します。
どのランニングシューズを買えばいいか悩んでいる方は、是非最後までご覧ください。

 

ランニングシューズにはどんな種類があるの？

ランニングシューズにはどのような種類があるのか、解説します。

 

【初心者向け】ゲルやクッション多めで足を痛めにくいタイプ

（アシックス／ゲルカヤノ29）

ランニングをこれから始めるという方は、走るための足の筋肉がついていない場合があります。
ゲルやクッションがしっかり入っていて、反発性が良いシューズがおすすめです。
衝撃を吸収してくれるので膝や足を痛めにくく、軽やかに足が前に出てくれます。
やや値段が張るものもありますが、足を痛めてしまうとランニングが続かなくなってしまうので、初心者の方こそ良いシューズを選ぶべきでしょう。

 

【中級者向け】クッションありのやや軽いタイプ

（ニューバランス／ランニングシューズフューエルセルv3​）

フルマラソンを3.5～4時間で完走することを目指す方は、クッションがありつつ軽いシューズを選ぶのがおすすめ。
走ることに慣れてきているので初心者向けのものより軽く、タイムを縮めることを意識できるシューズが向いています。
ほどよい耐久性で、練習とレースで同じシューズを履いて走ることができる場合もあります。

【上級者向け】軽さ重視でソール薄めのタイプ

（ナイキ／エアズームライバルフライ3）

フルマラソンを3時間以内で完走する方は、ソールが薄く軽いシューズがおすすめ。
自分の筋肉の力やフォームを邪魔せず、走りをサポートしてくれます。
軽くて薄い分、耐久性はあまり期待できないシューズが多いです。
箱根駅伝で多くの選手が履いていたナイキのエアズームライバルフライシリーズが人気。

 

初心者向けのランニングシューズの選び方とは？

初心者向けのランニングシューズの選び方のポイントを4つ紹介します。

 

自分の足のサイズと形に合うシューズを選ぶ

足の形やサイズは人によって違うので、自分の足に合ったシューズを選ぶことが大切です。
必ず試着をし、足にしっかりとフィットするかどうか、窮屈でないかどうか確認しましょう。
また、通気性の高い素材を選ぶことで、足の蒸れや不快感を軽減できます。

 

クッション性が良いシューズを選ぶ

初心者は、足の負担を軽減するために、衝撃を吸収してくれるクッションが入っているモデルを選ぶことをおすすめします。
クッション性や安定性により、関節や筋肉への衝撃を緩和し、ランニング中の怪我のリスクを低減します。
試着をした時に軽くジャンプをしてみると反発性を感じられます。

 

サポートと安定性が良いシューズを選ぶ

足のアーチを支えてくれたり、走る時のフォームをアシストしてくれたりする機能があるシューズも、初心者に最適です。
安定性を保ち、正しいフォームを維持しやすくなります。
特に初心者は運動に慣れていないため、適切なサポートがより大切です。

 

テンションが上がるカラーを選ぶ

ランニング初心者の方は、自分の好きなカラーやテンションが上がるカラーのシューズを選ぶのがおすすめ。
靴を履きたいと思えるくらいお気に入りのものを見つけると、ランニングをするのが楽しくなります。
シューズだけでなく、ウェアも揃えてもよいでしょう。

 

初心者向けランニングシューズ10選

初心者向けのレディースランニングシューズを10足厳選して紹介します。

 

アシックス／ゲルニンバス25

アシックスの代表的なクッショニングモデル、ゲルニンバスが25周年を迎えてモデルチェンジ。
クッション性に優れ、環境にも配慮されたシューズとして生まれ変わりました。
やわらかいピュアゲルを内蔵しており、跳ねるように反発するソールは、着地の時の衝撃や足の負担を軽減してくれます。
履き口や靴ひもがニット素材なので、足に吸い付くようにフィットしてくれ、履き心地が気持ちいいのも魅力的。
「ニンバス」はラテン語で雲。
従来のモデルよりやわらかく軽くなったゲルニンバスは、まるで雲のような履き心地を実現してくれるでしょう。

 

アシックス／ゲルカヤノ29

アシックスの定番ランニングシューズ、ゲルカヤノの29代目モデル。
安定性が魅力のゲルカヤノは、着地した時の足のねじれや倒れ込みを抑えるようにサポートしてくれます。
ソールのゲルやクッションの配置にこだわっており、特に足が内側に倒れ込む方に向いています。
甲の部分はしっかりしたニット素材で、足全体を包み込み守ってくれるような履き心地。
かかとの部分の生地が厚くふかふかしているので、この部分でも衝撃を吸収してくれると感じます。

 

ナイキ／ズームXインヴィンシブルランフライニット3

新感覚のクッション性を備えたロードランニングシューズ。
ズームXのクッション性により、しなやかな反発性が走りをサポートしてくれます。
ほぼ一直線のソールは、スムーズな体重移動が可能で、接地面は耐久性にも優れています。
クッション性と安定性を高めるヒールは、レディースモデルで約3.5cm。
ランニングをする時のファッションやスタイルにこだわる方も満足の一足です。

 

ニューバランス／フレッシュフォーム X880 v13

フィット感と足当たりの良さをアップデートし、走ることを通して新しい生活や活力を生み出す、季節の始まりを表現したモデル。
硬度の異なる2層のフレッシュフォームX構造が、柔らかな着地と弾むような蹴り出しを実現してくれます。
ラバーアウトソールテクノロジーは、摩耗の多い場所で優れた耐久性を発揮。
くすんだピンクの色味や、ソールに柄が入っているホワイトは、見た目もおしゃれでウォーキングにも最適。
足の幅が細いものからワイドタイプまであるので、購入するときは注意が必要です。

ニューバランス／フレッシュフォーム1080 v12

初心者からマラソンまでサポートしてくれるモデル。
安定性とクッション性を兼ね備え、曲がりやすいソールでほどよく足に馴染みます。
唯一無二のプレミアムクッショニングモデルというだけあり、やわらかくて気持ちがいい履き心地。
かかとに重心が乗り、つま先がしっかり上がっているので蹴り出しが楽なのが特徴です。
女性向けのピンクやホワイトのカラーは配色が可愛く、ランニングをするのが楽しくなりそう。

 

プーマ／ランダブルエックスニトロウィメンズ

プーマのランダブルエックスニトロは、女性の足の形に合わせて作られたウィメンズ専用モデル。
軽量で反発力のあるフライトフォームミッドソールが特徴で、クッションが快適です。
ななめのサポートが、かかとのホールド感とフィット感を実現し、着地をした時も足がぶれるのを防ぎます。
通気性の高いメッシュアッパーが足を涼しく保ってくれ、快適なランニングを実現します。
カラーも、ピンクやパープル、ラベンダーなど、ウィメンズモデルらしくシンプルで可愛いのも魅力。

 

アディダス／アディゼロエスエルレディース

アディゼロエスエルは、リサイクル素材を使用した軽量ランニングシューズで、速度とパフォーマンスを追求しているモデル。
足全体をやさしく包み込むやわらかい風合いと高いサポート性を両立させており、足をしっかりと固定し、ぶれずに走ることができます。
高いグリップ性で、路面をしっかりと噛みながらの強い蹴り出しパワーを発揮し、自分のペースを維持。
レース出場も可能なシューズなので、目標を設定している人にも最適です。

 

ミズノ／ウエーブリボルト3

ミズノのウエーブリボルトは、反発力と安定性を両立させている初心者向けのモデル。
安定性を重視したランニングシューズで、ミズノ独自のウエーブテクノロジーにより、足への衝撃を分散させながら安定した走りをサポートします。
軽量でありながらも耐久性があり、長時間のランニングでも快適さが持続。
昔ながらのランニングシューズのようなフォルムで、たくさんの人の足を支えてきた技術が光ります。
ピンクが際立つブラックのカラーは、さりげなく女性らしさを演出してくれます。

 

オン／クラウドモンスター

2010年にスイスで誕生したランニングブランド、オンの長距離ランニングモデル。
クラウドモンスターは、持った時に驚くくらい軽量です。
クラウドエレメントと呼ばれるクッションポッドが足への衝撃を分散させ、安定した走りをサポートします。
耐久性のあるホールアウトソールがグリップ力を向上させ、安定性も確保。
甲の部分の生地は、ニット素材に比べるとやや硬く感じますが、薄くて耐久性と耐熱性に優れています。
個性的なソールと配色が際立ち、思わず履きたくなりそうなモデルです。

 

アンダーアーマー／レディース HOVR ソニック3

快適性と反発力を追求した女性ランナー向けのモデル。
アンダーアーマー独自のHOVRテクノロジーを搭載しており、足への衝撃を効果的に吸収し、パフォーマンスを向上してくれます。
さまざまな路面状況でも独自のグリップ力で安定性を確保し、安心してランニングに集中できるように設計されています。
また、シューズ内に搭載されたチップがランニングデータをリアルタイムで記録し、スマートフォンと連携することが可能。
ランニングフォームの改善やトレーニングの最適化に役立ちます。

ランニングシューズのQ&A

ランニングシューズを買う時の、気になるQ&Aにお答えします。

 

ネットショップは試着できる？

どのランニングシューズにするか試着してから決めたい方は、Amazonでの購入がおすすめ。
Amazonプライム会員の方は、購入前に試着をすることができるサービス、Prime Try Before You Buyを利用することができます。
履き心地やサイズが心配な商品を自宅で試着してから、購入するかどうか決めることが可能。
返金してもらう返品とは違い、手続きが簡単なのが魅力的です。
サービス対象外の商品もありますが、支払いをする前に試着ができるのは安心ですよね。

わたしが実際にPrime Try Before You Buyを利用してみましたが、返送用の袋や伝票も用意されているのでとても便利でした。
しかし注意することもいくつかあったので、注文手順などとあわせてこちらの記事で詳しく紹介します。

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安いランニングシューズでもいい？

ランニングを始める時、「ランニングが続くかわからないから、とりあえず安いランキングシューズでもいいかな？」と考える方も多いのではないでしょうか。

最初のランニングシューズこそ、値段ではなく機能で選ぶべきです。

わたしは以前、ランニングを始める時に3,900円のランニングシューズを買いました。
しかし、走り始めてすぐに足が痛くなってしまいました。

わたしが足を痛めた原因とその後どうなったのか、長くなってしまったので別の記事にまとめました。
わたしのリアルな体験談と結局どんなランニングシューズを買ったのか、是非ご覧ください。

ランニングを始める時に安いランニングシューズを買わない方がいい？わたしの実体験談

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ジムで走る時もランニングシューズが必要？

ジムなどでランニングマシーンで走る時も、ランニングシューズは必要です。
硬いマシンの上でも、体重や重力で足や膝に負担がかかります。
外を走る時と同じ選び方でランニングシューズを選び、履くことをおすすめします。

ジムでトレーニングをする時は、フィット感があるスニーカーやグリップ力があるシューズがおすすめです。
ジムで履けるオニツカタイガーのスニーカーをこちらの記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

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まとめ

初心者におすすめの、レディースランニングシューズについて紹介しました。

要点をまとめます。

お気に入りのランニングシューズを見つけて、安全にランニングを楽しんでください。